SEXの素朴な疑問Q＆A集

　お洒を飲むと、理性や判断力を司る前頭葉の働きが低下して、大胆になる。 セックスに対しても解放的になり、相手を受け入れやすくなるのは確か。 ほろ酔い程度のお酒には、性感度を高める効果が。 緊張しやすい人は、心身がリラックスしてセックスがうまくいくことも。

アルコールの強さには個人差がありますが、日本人女性の場合、一般的には、ビールなら大瓶1本、日本酒なら一合、焼酎やウイスキーならシングル2杯が体にとって適量といわれています。 ただし、泥酔すると男性は性機能が低下して勃起不全に。

「膣口の周りには小さな筋肉があり、出産や加齢によってこの筋肉がゆるむことを気にする人は多いのですが、それで性交や感度に問題が起きることは、健康な女性の場合、まずないといっていいでしょう。

また、ベテランAV男優の話によると、女性器の締まりは、男性の快感とは関係ないとも。 「ゆるい」と言われたことのある女性も、僕からしたら9割は全くゆるくない。 本当に感じているときの女性器はすごく締まるんですから。 女性は締まりを気にするより、自分が気持ちよくなることを追求したほうが互いにとって良いセックスになるとのこと。

これはとんでもない迷信。 性器を見ただけで、どのくらい経験を積んでるかなんてわかりませんよ(笑)。 自分の色や形が変なんじゃないかと悩む女性がよくいるけど、ぴっくりするほど違う人なんて、今まで出会ったことありません。

性器の周りや乳首は、もともと色素沈着しやすい場所ですが、性交の摩擦によって色素が沈着するわけではありません。 ちなみに、女性は妊娠すると色素沈着しやすくなりますが、性器や乳首だけでなく、顔や体にもシミが増えるので、局部的な現象ではありません。 また形に関しても、小陰唇や大陰唇の厚みや大きさには多少個人差がありますが、性交時に違和感や痛みがなければ99・9％正常といっていいでしょう。

女性はよく性器の臭いを気にしますが、男はむしろ臭いがあるのが当たり前だと思っているので、気に病むのはナンセンス。 病気でない限り、それほどクサイ女性はいません。

洗うのも、お風呂で体を洗うときに、低刺激の石鹸で外側をやさしく洗えばOKとのこと。 「性器の周りや膣は雑菌が繁殖しやすいので、不潔にしておくとそれらが臭いを発することはあります。 とはいえ、ビデで内側まで洗う必要はありません。 逆に洗いすぎると膣内の善玉菌まで死滅し、感染症にかかりやすくなります。 またクラミジアや淋菌などに感染していると臭いが強くなります。 気になる人は婦人科で検査をすることをお勧めします。

している途中でトイレに行きたくなることは、女性なら誰でもあります。 中断して行っても、ちょろっとしかおしっこが出ない。 慣れないうちは心配かもしれないけれど、セックスの最中の尿意はその程度のものなので、できれば中断はしないでほしいですね。

これは、セックスで下半身の血流が増すことで起きる現象。 セックスをすると腎臓の血液の循環も増して、働きが活発になります。 同時に性器の近くにある膀胱も刺激されるので、尿意が起こるんです。 心配なら、事前にトイレを済ませておくのが得策です。

「男のモノは大さいほうがいい」というのも、よくある勘違い。 実は業界では、大きい男性俳優は、逆に女優さんにイヤがられてしまうという現状が。 しかも大さい男性ほど、女性の『痛い』という言葉に敏感になっていたりもします。

とはいえ、女性器は案外柔軟なもので、「出産時の赤ちゃんの頭は直径10センチ前後もありますが、出産後はちゃんと元のサイズに戻ります。 ペニスの大きさでいうと、直径6mでも入りますし、それで膣がゆるむこともありません。 セックスの満足度は、男性器のサイズよりも、コミュニケーションや愛撫などによる精神的なものが大きいということを心得ておきましょう。

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