電動バイブ(電動こけし) 使用マニュアル
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電動バイブ早分かり ◆各部の名称と基本機能◆
メカならではのバイブ刺激
手始めはクリバイブ
ピストンはゆっくりソフトに
電動バイブで“ポルチオ性感”に目覚める
電動バイブ&スキンシップ
電動バイブレーター4つの心得

ピストンはゆっくりソフトに
外から内へ、優しくいたわりつつクリトリスを刺激するというのは、あくまで基本です。数あるバイブ・テクニックのほんのひとつに過ぎません。マンネリ打破にバイブを用いるのであれば、もう最初からクリトリス攻撃にかかってもいいわけですし、同時にサオ部をねじ込んでも全く問題はありません。

 さて、ごく一般的なバイブ使用に話を戻すと、クリトリスヘの刺激の後は、おおよそ2つのコースに分かれます。バイブをオフにして本番に突入するのが、まずひとつ。もうひとつは、そこからさらに第2ラウンド、サオ部を使って女性器を攻め立てるというコースです。次なるステップヘと進む前に、クリバイブにて1発イカせるか否かは正直、各人の自由と言うほかありません。1度イクともう全くソノ気がなくなってしまう女性であれば、オーガズムは先送りにするのが賢明ですし、相手が何度でもイク体質で、なおかつ男性が早漏気味なら、本番前に1〜2回イカせてあげた方がいいかもしれません。

 では、サオ部分の扱いについて説明しましょう。
 膣壁というのはかなり鈍感で、バイブを激しく出し入れしても女性に快感をもたらしはしません。AVに見られるような激しいピストン運動をすると、気持ちいいどころか、膣口付近の粘膜を巻き込んだりして、痛がられるのが関の山です。“特別な刺激”を求める場合は別ですが、バイブのピストンはゆっくりとソフトに行うのが原則です。また、前後の単純な動きに終始せず、こねるように回転させたり、挿入する角度を変えるなどして、膣内をあまねく刺激してあげるのが、女性に喜ばれる秘訣です。挿入の深さに関しても、浅め深めを取り混ぜて変化をもたせます。なお、膣感覚が目覚めていない10〜20代の女性については、浅めの挿入がよいでしょう。

膣口の平均直径は2.5cm。深さは平均7cmで短くて6cm、長くて10cmといったところです。
入り口から2〜5cm入った膣前壁に、性感ポイントがあります。発見者エルンスト・グレーフェンブルク博士の名にちなみ、Gスポットと呼ばれています。また、どんな女性でも、性的に興奮してくると子宮口が下方へと突き出てきます。ここをペニスやバイブのヘッドでつついて刺激すると、その振動が腹膜に伝わって、ポルチオ(腹膜)性感という極上のオーガズムがもたらされます。が、ポルチオの快楽を堪能するためには、それなりの訓練を要します。30代がピークと言われています。
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